今回レビューするのは「HG 1/144 ガンダムエアリアル」です!
発売日は2022年10月。
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』より、主人公機ガンダムエアリアルのHG版となります。
シールドは11のビットステイヴに分離可能。機体各所に接続(ビットオンフォーム)し劇中イメージを表現できます。
胸部や背部のシェルユニットはインモールド成型パーツや、ダブルサイドシールとクリアーパーツの組み合わせにより再現。発光状態と非発光状態を選択式で組み立てることができます。
では「HG 1/144 ガンダムエアリアル」レビュースタート!

全体的に青と白を基調とした、爽やかなパッケージとなっています。


発光表現はダブルサイドシール(表面印刷と裏面印刷の両方を含んだシール)で再現。シール裏面を透明パーツに張り付けて透明感と奥行を演出します。

インモールド成形と呼ばれる技法で作られたパーツ。胸部シェルユニットの輝きを表現しています。

付属品はエスカッシャン、ビームライフル、ビーム刃、ビームサーベル×2本、シェルユニット(交換用)、ビームライフル用ジョイント。余剰パーツはありません。

完成。主人公機ということでヒロイックなカラーリングと、全体的に丸みを帯びたプロポーションとなっています。



胸部や太腿のシェルユニットは発光、非発光状態を選択できるようになっています。
ポリキャップレスでパーツはKPS。(インモールド成形シェルユニットのみ、ABSとなっています。)

頭部はツインアイ含め細かく色分けされています。
ツインアイはグリーンとレッドのシールを貼ることも出来ますが、もともとグリーンなのでこのまま組み立てています。




頭部前面にはシェルユニットがあり、クリアーパーツとダブルサイドシールで発光表現をしています。


胸部シェルユニット。左が非発光、右が発光状態をそれぞれダブルサイドシールとクリアーパーツで再現しています。


インモールド成形パーツがとてもきれいなので、これを取り付けてレビューを続けます。

胸部下側のリング状ダクトはシールで補っております。

バックパックには中心にシェルユニット、下側にビームライフルをマウントするジョイント穴があります。

ビームライフルをジョイントパーツを使い、マウントすることが可能です。

バックパックを外すと2つ穴が開いてますので、他機種の対応するバックパックを流用できます。

太腿にもシェルユニットがあります。こちらもダブルサイドシールとクリアーパーツで非発光状態も選択可能です。

腰部後方には、ビットステイブを取り付ける穴があります。

肩アーマーの発光ヵ所はシールでの再現となります。非発光の黒いシールも選択可。

腕部は内部フレームを外装パーツで挟み込む形となりますが、合わせ目はでません。

エスカッシャン装着用の穴があります。


脚部は太腿が太めのデザインとなっており、膝の白いパーツ、太腿とふくらはぎの後方に合わせ目がでます。

足裏はこのようなデザインとなっています。
以下、可動を見ていきます。



頭部は襟周りがすっきりしていますので、上下左右とも適度に可動し、横方向には360℃回転可能です。


肩アーマーは上方にだいぶ可動します。また内側のアーマーに若干ですが合わせ目がでます。



肘はしっかり曲がり、肩は前面に引き出せます。

腰は360℃回転可能です。


腹部スイングについて、左右にはある程度スイングしますが、前後は若干の可動となります。

膝立ちは、なんなくできました。

開脚もきれいに決まります。


つま先と踵は独立しており、踵は360℃回転します。アンクルアーマーとつま先は、ボールジョイント接続となっています。

ビームライフルのセンサーはシールで補います。

ビームライフルとエスカッシャンを装備して。




パッケージポーズも決まりました!

ビームライフル用のエフェクトをつけるとこんな感じに。割と大きく迫力があります。



ビームサーベルは2本付属。背中のグリップを引き抜き、ビーム刃を取り付けます。


こちらがエスカッシャンの分離前。

11のビットステイヴに分離ができます。左上の土台パーツは余ります。

ビットオンフォーム!
11個のビットステイヴを、機体各所のハードポイントに取り付けて完成です。


腰部に装着しているフレーム色のビットステイヴは、ビームライフルに装着することができます。


腕の外側に取り付けるビットステイヴのみ左右非対象となります。

『おかあさんが言ってました。逃げたらひとつ、進めばふたつ手に入るって』

『逃げたら負けないが、手に入ります』

『でも進めば、勝てなくても手に入ります。経験値も、プライドも、信頼だって!!』

別売の「水星の魔女 ウェポンディスプレイベース」を使用すると、ガンビット展開イメージを再現することができます!

【感想】
各部位が良く動き、各種ポージングをしていても、しっかりと関節など保持できていました。
合わせ目は少なく、色分けは一部シールで補いますがほぼ設定どおりに仕上がります。
エスカッシャン(シールド)の分離、ビットオンフォーム、シェルユニット(発光・非発光の選択が可能)の表現、インモールド成形等、注目ポイントも盛りだくさんとなっています。
「水星の魔女」の主役機として、女性っぽいデザインの中に力強さを感じる、とてもカッコいいキットとなっています!
HG 1/144 ガンダムエアリアルのレビューでした!
では、また!
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